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はじめに
会社経営において、「信用」は非常に重要な経営資源です。
どれだけ優れた商品やサービスを提供していても、銀行から資金調達ができなければ設備投資や人材採用のタイミングを逃してしまうことがあります。また、取引先から信用を得られなければ、大口取引や継続契約につながらない可能性もあります。
では、銀行や取引先、投資家は、会社の信用力をどのように判断しているのでしょうか。
経営者の人柄でしょうか。
会社の知名度でしょうか。
創業年数の長さでしょうか。
売上規模の大きさでしょうか。
もちろん、これらも一定の判断材料にはなります。しかし、金融機関や取引先が会社の実態を判断する際に、最も重視する資料のひとつが「決算書」です。
決算書は、会社の一年間の経営成績と財政状態を表す重要な資料です。いわば、会社の通知表であり、健康診断書でもあります。
どれだけ経営者が「当社は順調です」「利益は出ています」「資金繰りに問題はありません」と説明しても、決算書の内容がそれを裏付けていなければ、外部からの信用を得ることは難しくなります。
一方で、決算書の内容が整っており、利益構造や財務体質が明確であれば、銀行融資、補助金申請、取引先との与信審査、事業拡大の場面において有利に働くことがあります。
ただし、多くの中小企業では、決算書を「税金を計算するための書類」とだけ考えてしまいがちです。確かに、法人税や消費税の申告には決算書が必要です。しかし、決算書の本来の役割はそれだけではありません。
決算書は、経営判断の土台となる資料です。
決算書を読めるようになることで、会社の強みと弱み、資金繰りの危険信号、利益率の変化、借入余力、将来投資の余地などを把握することができます。
本記事では、経営者が最低限押さえておきたい決算書の読み方について、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3つを中心に解説します。
また、決算書を単なる申告書類で終わらせず、銀行評価や経営改善に活かすためには、顧問税理士との継続的な連携が重要です。決算書の見方や資金繰り、融資対策、節税と財務改善のバランスに不安がある場合は、早い段階で顧問税理士への無料相談を活用することをおすすめします。
企業の信頼度を判断する重要資料が「決算書」
会社の信用力を判断するうえで、決算書は非常に重要です。
決算書には、会社がどれだけ売上を上げたのか、どれだけ利益を残したのか、どの程度の資産を持っているのか、借入金はいくらあるのか、資金繰りに余裕があるのかといった情報が集約されています。
銀行が融資審査を行う際も、まず確認するのは決算書です。取引先が新規取引を検討する際にも、会社の財務内容を確認することがあります。投資家や事業承継の関係者が会社を評価する場合にも、決算書は重要な判断材料になります。
つまり、決算書は外部に対して会社の実態を説明するための「共通言語」といえます。
経営者が自社の決算書を読めないまま経営していると、次のような問題が起こりやすくなります。
売上は増えているのに資金繰りが苦しい。
利益が出ているはずなのに現金が残っていない。
銀行から思うように融資を受けられない。
税金の支払い時期に資金不足になる。
設備投資や人材採用の判断が感覚任せになる。
赤字の原因がどこにあるのか分からない。
このような状態は、経営上非常に危険です。
会社経営では、売上を伸ばすことも大切ですが、それ以上に「利益を残すこと」「資金を残すこと」「財務体質を強くすること」が重要です。そのためには、決算書を正しく読み、数字に基づいて経営判断を行う必要があります。
特に中小企業の場合、経営者の判断が会社の業績に直結します。だからこそ、決算書を税理士任せにするのではなく、経営者自身も基本的な読み方を理解しておくべきです。
もちろん、専門的な会計処理や税務判断については、顧問税理士のサポートが不可欠です。しかし、経営者が決算書の基本を理解していれば、顧問税理士との打ち合わせの質も大きく変わります。
単に「税金はいくらですか」と確認するだけでなく、「なぜ利益率が下がったのか」「借入金の返済に無理はないか」「来期の資金繰りは大丈夫か」「銀行から見てこの決算書はどう評価されるか」といった、より経営に直結した相談ができるようになります。
決算書は主に3つの資料で構成される
一般的に「決算書」と呼ばれるものには、主に次の3つがあります。
1つ目が、貸借対照表です。
2つ目が、損益計算書です。
3つ目が、キャッシュフロー計算書です。
この3つは、それぞれ別々の資料ではありますが、会社の経営状態を立体的に把握するためには、あわせて確認する必要があります。
貸借対照表は、会社の財産や借入金などの状態を示します。
損益計算書は、会社がどれだけ儲かったのかを示します。
キャッシュフロー計算書は、実際のお金の流れを示します。
簡単に表現すると、貸借対照表は「会社の体力」、損益計算書は「会社の成績」、キャッシュフロー計算書は「会社の血流」を表すものです。
どれかひとつだけを見ても、会社の実態は正確に把握できません。
例えば、損益計算書では黒字であっても、売掛金が回収できず現金が不足していれば、資金繰りは厳しくなります。貸借対照表上は資産が多く見えても、その中身が回収困難な売掛金や過大な在庫であれば、実際の財務体質は弱い可能性があります。
また、売上が伸びていても、借入金が急増して返済負担が重くなっている場合には、将来的な資金繰りリスクがあります。
したがって、決算書を読む際には、単に「黒字か赤字か」だけを見るのではなく、利益、資産、負債、現金の流れを総合的に確認することが重要です。
貸借対照表の読み方
貸借対照表は、会社の一定時点における財政状態を示す書類です。
英語ではバランスシートと呼ばれ、略してB/Sと表記されることもあります。貸借対照表を見ることで、会社がどのように資金を調達し、その資金を何に使っているのかが分かります。
貸借対照表は、大きく分けて「資産」「負債」「純資産」の3つで構成されています。
資産とは、会社が保有している財産です。現金預金、売掛金、商品在庫、建物、機械装置、車両、土地などが該当します。
負債とは、将来返済しなければならない義務です。買掛金、未払金、借入金、未払税金などが該当します。
純資産とは、資産から負債を差し引いた会社の正味財産です。資本金や利益剰余金などが含まれます。
貸借対照表を読む際にまず確認したいのは、自己資本の厚みです。自己資本とは、簡単にいえば返済不要の資金です。純資産が大きい会社ほど、財務的な安定性が高いと判断されやすくなります。
反対に、負債が多く、純資産が少ない会社は、外部から見ると財務体質が弱いと判断される可能性があります。特に、純資産がマイナスになっている状態を債務超過といいます。債務超過は、銀行融資や取引先からの信用において大きなマイナス要因となります。
次に確認すべきなのは、現金預金の残高です。
会社は利益が出ていても、現金がなければ支払いができません。仕入代金、給与、家賃、借入金返済、税金の納付など、会社経営には常に現金支出が伴います。
そのため、貸借対照表では、現金預金がどの程度残っているかを必ず確認する必要があります。
また、売掛金や在庫の増加にも注意が必要です。売掛金が増えている場合、売上は計上されているものの、まだ現金として回収されていないことを意味します。在庫が増えすぎている場合には、資金が商品に固定化され、資金繰りを圧迫している可能性があります。
銀行は、貸借対照表を見る際に、借入金の金額だけでなく、返済能力や財務の安定性も確認します。借入金があること自体が悪いわけではありません。問題は、その借入金が会社の利益やキャッシュフローに見合っているかどうかです。
借入金を活用して設備投資を行い、売上や利益の拡大につながっているのであれば、前向きな借入と評価されることもあります。一方で、赤字補填や資金不足を埋めるための借入が増え続けている場合には、注意が必要です。
貸借対照表は、会社の安全性を確認するための重要な資料です。決算時だけでなく、月次でも確認することで、早期に財務上の問題を発見しやすくなります。
損益計算書の読み方
損益計算書は、会社の一定期間における経営成績を示す書類です。
英語ではプロフィット・アンド・ロス・ステートメントと呼ばれ、略してP/Lと表記されることもあります。損益計算書を見ることで、会社がどれだけ売上を上げ、どれだけ費用を使い、最終的にどれだけ利益を残したのかが分かります。
損益計算書で重要なのは、単に最終利益を見ることではありません。利益には複数の段階があり、それぞれ意味が異なります。
まず確認すべきなのは、売上総利益です。
売上総利益は、売上高から売上原価を差し引いた利益です。一般的には粗利益とも呼ばれます。この粗利益は、会社の商品力やサービスの収益性を示す重要な指標です。
売上が増えていても、売上原価が大きくなりすぎて粗利益が残っていなければ、経営は安定しません。特に建設業、製造業、小売業、飲食業などでは、原価管理が非常に重要です。
次に確認すべきなのが、営業利益です。
営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益です。販売費及び一般管理費には、人件費、家賃、広告宣伝費、通信費、旅費交通費、消耗品費などが含まれます。
営業利益は、本業でどれだけ利益を出しているかを示す重要な利益です。銀行や取引先も、この営業利益を重視します。なぜなら、営業利益が安定している会社は、本業の収益力があると判断できるからです。
一方で、営業利益が赤字の場合、本業で利益を出せていない状態です。たとえ最終利益が黒字であったとしても、不動産売却益や保険解約益など一時的な収益によって黒字になっている場合には、注意が必要です。
次に、経常利益を確認します。
経常利益は、営業利益に受取利息や支払利息などの営業外損益を加減した利益です。会社の通常の経営活動による利益を示すものといえます。
銀行融資の審査では、経常利益も重要視されます。経常利益が安定して黒字であれば、会社の継続的な収益力が評価されやすくなります。
最後に、当期純利益を確認します。
当期純利益は、税金などを差し引いた最終的な利益です。この利益が会社に残り、利益剰余金として蓄積されることで、貸借対照表の純資産が増えていきます。
つまり、損益計算書で利益を出し、その利益が貸借対照表の自己資本を厚くしていくという関係があります。
ただし、節税を意識しすぎて利益を過度に圧縮すると、銀行から見た決算書の評価が下がることがあります。税金を少なくしたいという考えは自然ですが、利益を出して納税し、内部留保を積み上げることも、会社の信用力を高めるうえでは重要です。
この点は、経営者だけで判断するのが難しい部分です。節税、資金繰り、銀行評価、将来投資のバランスを考えながら決算対策を行うためには、顧問税理士との事前相談が欠かせません。
決算直前になって慌てて対策を考えるのではなく、月次決算の段階から利益予測を行い、納税額、資金繰り、役員報酬、設備投資、借入返済などを総合的に検討することが重要です。
キャッシュフロー計算書の読み方
キャッシュフロー計算書は、会社のお金の流れを示す書類です。
損益計算書では利益が分かりますが、利益と現金は必ずしも一致しません。売上を計上しても、入金がまだであれば現金は増えていません。仕入れや経費を掛けで処理している場合も、実際の支払い時期とはズレが生じます。
そのため、会社の資金繰りを把握するには、キャッシュフローの確認が不可欠です。
キャッシュフロー計算書は、主に3つの区分で構成されます。
1つ目が、営業活動によるキャッシュフローです。
2つ目が、投資活動によるキャッシュフローです。
3つ目が、財務活動によるキャッシュフローです。
営業活動によるキャッシュフローは、本業によってどれだけ現金を生み出したかを示します。ここがプラスであれば、本業で資金を生み出せている状態です。反対に、営業活動によるキャッシュフローがマイナスの状態が続いている場合、本業で現金を生み出せていない可能性があります。
利益が出ているにもかかわらず営業キャッシュフローがマイナスの場合には、売掛金の回収遅れ、在庫の増加、仕入債務の支払い増加などを確認する必要があります。
投資活動によるキャッシュフローは、設備投資や固定資産の売却などによるお金の流れを示します。
投資活動によるキャッシュフローがマイナスであっても、必ずしも悪いわけではありません。将来の成長に向けて機械設備を購入したり、店舗を開設したり、システム投資を行ったりしている場合には、前向きな支出といえます。
ただし、その投資が将来の売上や利益につながる見込みがあるか、資金繰りに無理がないかは慎重に検討する必要があります。
財務活動によるキャッシュフローは、借入金の増減や返済、増資などによるお金の流れを示します。
財務活動によるキャッシュフローがプラスの場合、借入や増資によって資金を調達していることを意味します。マイナスの場合は、借入金の返済が進んでいることを意味します。
理想的なのは、営業活動によるキャッシュフローでしっかり現金を生み出し、その資金を将来投資や借入金返済に充てられている状態です。
一方で、営業活動によるキャッシュフローがマイナスで、その不足を借入金で補っている状態が続くと、資金繰りは徐々に厳しくなります。
中小企業では、キャッシュフロー計算書を作成していないケースもあります。しかし、資金繰りを重視する経営では、簡易的な資金繰り表や月次キャッシュフローの確認が非常に重要です。
顧問税理士に相談すれば、会計データをもとに資金繰り表を作成し、数か月先の資金不足リスクを予測することも可能です。特に、借入金返済、賞与支給、納税、設備投資が重なる時期には、事前の資金計画が欠かせません。
銀行が決算書で重視するポイント
銀行は、決算書を見る際に、単に売上高や利益だけを確認しているわけではありません。
銀行が特に重視するのは、返済能力です。融資した資金を、会社が将来きちんと返済できるかどうかを判断しています。
そのため、営業利益や経常利益が安定しているか、借入金の金額が過大ではないか、自己資本が十分にあるか、資金繰りに無理がないかといった点が確認されます。
たとえば、売上高が大きくても、利益率が低く、借入金が多く、現金預金が少ない会社は、銀行から慎重に見られる可能性があります。
反対に、売上規模がそれほど大きくなくても、利益が安定しており、自己資本が厚く、現金預金にも余裕がある会社は、信用力が高いと判断されやすくなります。
銀行評価を意識するうえでは、次のような点が重要です。
まず、継続的に利益を出すことです。赤字が続くと、返済能力に不安があると見られます。
次に、債務超過を避けることです。純資産がマイナスになると、財務上の信用力が大きく低下します。
また、役員貸付金や仮払金などが多い決算書も注意が必要です。会社資金が経営者個人に流出しているように見える場合、銀行からの印象が悪くなることがあります。
さらに、決算書の勘定科目が整理されていることも重要です。内容が不明確な仮払金、未収入金、雑収入、雑損失などが多いと、決算書の信頼性が低く見られることがあります。
つまり、銀行に評価される決算書を作るためには、日頃から正確な会計処理を行い、月次で数字を確認し、決算前に問題点を整理しておく必要があります。
この点でも、顧問税理士の役割は非常に重要です。年1回の申告だけを依頼するのではなく、毎月または定期的に試算表を確認し、銀行目線で決算書を整えることが、資金調達力の向上につながります。
決算書は「作る」だけでなく「活かす」ことが重要
多くの会社では、決算書を税務申告のために作成しています。しかし、決算書は作成して終わりではありません。
重要なのは、決算書を経営に活かすことです。
前期と比較して売上は伸びているのか。
粗利益率は改善しているのか。
固定費は増えすぎていないか。
借入金の返済負担は重くなっていないか。
現金預金は十分に確保されているか。
税金の支払いに備えた資金は準備できているか。
銀行から見た評価は上がっているのか。
このような視点で決算書を確認することで、次に取るべき経営判断が見えてきます。
特に、成長段階にある会社では、売上拡大と同時に資金繰りが悪化することがあります。売上が伸びると、仕入、人件費、外注費、広告宣伝費などの先行支出が増えるためです。
そのため、利益だけでなく、資金繰りを見ながら経営することが重要です。
また、節税対策についても注意が必要です。節税のために不要な支出を増やしすぎると、手元資金が減り、かえって経営を不安定にすることがあります。
本当に必要なのは、税金を減らすことだけではなく、会社にお金を残し、財務体質を強くすることです。
節税、資金繰り、銀行評価、将来投資。この4つは密接に関係しています。どれかひとつだけを見て判断すると、経営判断を誤る可能性があります。
だからこそ、顧問税理士には、単なる申告業務だけでなく、経営数字の分析、決算対策、資金繰り相談、融資対策まで相談できる体制を求めるべきです。
顧問税理士に相談するメリット
顧問税理士に相談する最大のメリットは、会社の数字を継続的に把握し、経営判断に活かせることです。
年に一度、決算時だけ税理士に依頼する場合、過去の数字をまとめることはできても、将来に向けた改善策を十分に検討する時間がありません。
一方、顧問税理士が毎月または定期的に会計データを確認していれば、早い段階で問題点を発見できます。
たとえば、利益率の低下、固定費の増加、売掛金の回収遅れ、在庫の増加、資金繰りの悪化、納税資金の不足などは、月次で確認していれば事前に対応できます。
また、銀行融資を検討する場合にも、顧問税理士のサポートは有効です。
銀行に提出する試算表や資金繰り表、事業計画書の内容によって、融資審査の印象は変わります。決算書のどの部分が銀行から見られるのか、どのような説明を準備すべきかを理解しておくことで、資金調達を有利に進められる可能性があります。
さらに、税務調査対策の面でも、日頃から適切な処理をしておくことが重要です。決算時にまとめて処理するのではなく、日々の取引を正しく記録し、根拠資料を整えておくことで、税務リスクを抑えることができます。
顧問税理士は、会社の数字を外部の専門家として客観的に見る存在です。経営者が気づきにくい問題点を指摘し、将来のリスクを早めに伝えることができます。
特に、次のような悩みがある会社は、顧問税理士への相談をおすすめします。
決算書の見方がよく分からない。
利益は出ているのに資金繰りが苦しい。
銀行融資を受けたいが、何を準備すべきか分からない。
節税対策をしたいが、会社にお金を残す方法も知りたい。
毎月の試算表を経営に活かせていない。
税理士から十分な説明を受けられていない。
将来の設備投資や人材採用に向けて資金計画を立てたい。
このような課題は、早めに相談することで改善できる可能性があります。
無料相談を活用して、自社の決算書を見直す
決算書は、会社の過去を示す資料であると同時に、未来の経営判断に活かすための資料です。
しかし、経営者がひとりで決算書を読み解き、銀行評価、資金繰り、税務リスク、節税対策まで総合的に判断するのは簡単ではありません。
特に、会社の成長段階や借入状況、業種、利益率、資金繰りの状態によって、取るべき対策は異なります。
ある会社にとって有効な節税策が、別の会社にとっては資金繰り悪化の原因になることもあります。ある会社にとって問題のない借入額が、別の会社にとっては過大な返済負担になることもあります。
そのため、決算書の分析は、会社ごとの状況に応じて行う必要があります。
顧問税理士への無料相談では、現在の決算書や試算表をもとに、会社の財務状況を確認し、今後の課題を整理することができます。
たとえば、次のような相談が可能です。
銀行から見て自社の決算書はどのように評価されるのか。
今後の借入や返済に無理はないか。
利益は出ているのに現金が残らない原因は何か。
節税と内部留保のバランスをどう考えるべきか。
月次決算をどのように経営に活用すべきか。
決算前に確認しておくべきポイントは何か。
今の顧問契約の内容が会社の成長に合っているか。
無料相談は、顧問契約をすぐに決めるためだけの場ではありません。まずは、自社の数字の見方を整理し、現在の課題を明確にする機会として活用することが大切です。
税理士に相談することで、経営者が感覚的に感じていた不安を、数字に基づいて確認できるようになります。
「売上は伸びているのに、なぜ資金が残らないのか」
「銀行から追加融資を受けるには、どの数字を改善すべきか」
「今期の利益見込みから、納税資金をどの程度準備すべきか」
「節税対策をしても問題ない資金余力があるのか」
こうした点を明確にするだけでも、経営判断の精度は大きく高まります。
おわりに
決算書は、会社の信用力を示す重要な資料です。
銀行、取引先、投資家は、決算書を通じて会社の経営状態を判断します。売上規模や知名度だけではなく、利益が出ているか、財務体質が安定しているか、資金繰りに問題がないか、借入金を返済できる力があるかといった点が見られています。
貸借対照表では、会社の財政状態を確認できます。
損益計算書では、会社の収益力を確認できます。
キャッシュフロー計算書では、実際のお金の流れを確認できます。
この3つを総合的に見ることで、会社の実態が見えてきます。
決算書は、税務申告のためだけに作成するものではありません。経営改善、資金繰り、銀行融資、設備投資、人材採用、節税対策など、会社の将来を考えるうえで欠かせない資料です。
しかし、決算書を正しく読み、経営に活かすためには、会計や税務の専門的な視点が必要です。特に中小企業の場合、経営者が日々の業務を行いながら、決算書分析や資金繰り管理、税務対策まで一人で行うことは容易ではありません。
だからこそ、信頼できる顧問税理士の存在が重要になります。
顧問税理士は、単に申告書を作成するだけの存在ではありません。会社の数字を継続的に確認し、利益改善、資金繰り、銀行対策、税務リスクの軽減について助言する経営の伴走者です。
現在の決算書の内容に不安がある方、銀行融資を検討している方、利益は出ているのに資金が残らないと感じている方、今の税理士から十分な説明を受けられていないと感じている方は、一度、顧問税理士への無料相談を活用してみてください。
決算書を正しく読み解くことは、会社の未来を守る第一歩です。
数字を理解し、課題を把握し、早めに対策を講じることで、会社の信用力は着実に高まります。
そして、その積み重ねが、銀行から評価される会社、取引先から信頼される会社、安定して成長できる会社づくりにつながります。

福岡県を拠点に、法人・個人を問わず中小企業経営者の皆様をサポートする税理士事務所です。特に「法人決算」「顧問契約」「開業支援」「節税対策」については豊富な実績とノウハウがございます。
税務申告だけでなく、経営者様の身近な「パートナー」として、日常的な資金繰りや経営に関するアドバイスも行っております。相続税や事業承継といった専門性の高いご相談にも対応可能です。
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